身体のお悩みの中で姿勢の悪さを上げている人はとても多いです。
特に、デスクワークやスマホなどの影響もあり、猫背や反り腰、スマホ首などの姿勢をほとんどの方がとるようになってきています。
自分自身で、姿勢の悪さをに気がつく人もいれば、人から「姿勢が悪いね。」と指摘されるケースも多いようです。
まずは、理想の姿勢がどのような状態なのかを確認しましょう。
理想の姿勢とはどんな姿勢？【簡単チェック方法】
理想の姿勢とは身体がまっすぐ一直線になっている状態のことです。
正面から見た時はわかりやすいですね。
左右が対象になっており、鼻や口、へそなどが一直線上になってりことが理想です。
そして、問題なのは横から姿勢を見た時ですね。
このときに、体の特定の部位が一直線上にあれば、いい姿勢と言えるでしょう。
特定の部位（ランドマークとも言います）は、
- 耳（耳垂）
- 肩の出っ張り（肩峰）
- 大腿骨の出っ張り（大転子）
- 膝関節の前部
- くるぶしの前方
があげられます。
一応これが一直線上にあることが、理想の姿勢となります。
簡単にチェックするのであれば、壁の少し前に立って、後ろに下がっていき、お尻と背中が同時に壁にくっつくか見てみてください。
どちらかが先に空くのであれば、姿勢が崩れていると言えるでしょう。
その上で、背中とお尻が壁についた状態で、腰の部分に手を入れてみてください。
手のひら1枚分くらいであれば、いい状態です。
隙間が空きすぎていれば、反り腰で、隙間がない状態だと平背と言える状態にあります。
AI姿勢診断は自動的にランドマークを特定してくれる。
しっかりと検査するためには、服を脱いで、検査する人に確認してもらいながらランドマークにシールでも貼って、それが直線になっているかを確認する必要があります。
それだと、手間でしすし、ランドマークを特定する人がしっかりと、骨の部位を確認しない正確な判断が難しいです。
しかしながら、AI姿勢診断を利用すると手間をほとんどかけずに、比較的正確な測定をすることが可能となります。
AI姿勢診断の具体的な流れ
実際にAI姿勢診断はどのような流れで行うのでしょうか？
- 確認したい姿勢をとる
- 写真を撮る
- 結果が出る
実はこんなに簡単にできちゃいます！
姿勢は検査項目の一つ。でもそれ以上
姿勢というものは、身体を良くしていくという観点からすると、一つの検査項目に過ぎません。
それが完璧である必要もありませんし、完璧じゃない人が大半です。というかみんな完璧ではありません。
健康から考えれば、姿勢というのはわかりやすいですし、よくしていくことはもちろん必要です。
できれば、いい姿勢を意識的にとるようにするよりも、ストレッチや運動を生活に取り入れる方が効果的です。
人の体はその人にとって一番、効率的な状態に姿勢を変えてくれます。
なので、今の活動や筋力、体の硬さなどを踏まえて、ベストな状態が姿勢になるわけです。
いい姿勢をとるようにする、ということも大事なことですが、必要な筋力や柔らかさが足りていない状態で、意識しても体に無理がかかってしまいます。
姿勢というのはあくまでも一つの基準と考えていただいて、筋力や柔軟性を保つような生活習慣を身につけられることが理想です。
とはいえ、健康意外にも姿勢を良くしていくメリットはたくさんあります。
一つは、自分の好きなお洋服をかっこよく着こなしたい、立ち姿勢を綺麗にしていきたい。
この辺りの部分は、自分の生活のクオリティを上げてくれるものです。
良い姿勢を手に入れて、自分の人生の質を高めていきたいですね。
姿勢矯正ベルトはどうなの？
姿勢を気にされている人は、姿勢矯正器具も調べたことはあるのではないでしょうか？
姿勢矯正器具で、最近よく見るようになったのは姿勢矯正ベルトですよね。
襷のように腕を通して、背筋を伸ばしたり、巻き肩を矯正するベルトです。
あれは果たしていいのでしょうか？
結論から言うと、一時的にいい状態を作ると言う点で効果はあります。
しかし、使っていても、外してしまうと元の状態に戻ります。
矯正ベルトを販売している会社のホームページを見てみても、結婚式や会議など一時的に姿勢を良くしたい時に使ってくださいと書いてありました。
身体をいい状態に変えるものではないので、その点に留意して、ご自身に合わせて活用して見てください。
姿勢改善のポイント
いい姿勢というものが、どのような状態かはなんとなくわかったと思います。
どうすれば、そのような理想の姿勢を取れるのかが皆さん知りたいポイントだと思います。
理想を挙げるなら、モデルさんのようなスッとした立ち姿ではないでしょうか？
そのような姿勢を取るためには、柔軟性と筋力の二つの面が必要となります。
ポイントは、抗重力筋活動です。
これは、書いて字の如く、重力に負けずに垂直に身体を伸ばしていくような動きのことです。
筋肉はゴムの様に縮んでいくのが、通常の働きです。
縮んでいく筋肉なのに、身体を伸ばしていくためには、上手に筋肉を働かせていく必要があります。
体の前の筋肉と、後ろの筋肉を同時に引っ張ることで、身体が垂直になると言うようなイメージです。
それを実現するためには、筋力のバランスが必要となります。
細かい筋肉がしっかりと働くためには、背骨一つ一つがしっかりと動くような状態が必要となります。
なので、柔軟性と筋力が共に必要となるわけです。
楽眠整体は姿勢をしっかりと改善していきます
楽眠整体は成果をしっかりと出す秘訣があります。
しっかりと解剖学や神経生理学に基づいた方法で、体の柔軟性を回復させます。
その上で、姿勢を伸ばすための筋肉を日常でも無意識のうちに使えるような、エクササイズを取り入れています。
正しい順番で行えば、意識しなくてもいい姿勢をキープできる体にできるのが、当院の目指すセラピーです。
ご自身の姿勢が気になる人は、まずは、姿勢診断で自分の状態を確認してみませんか？