マットレスや枕をいいものに変えた。
それでもぐっすりと眠れない方。
そんな方は、環境以外の部分で眠りにくい状態になっているかもしれません。
自律神経の問題と体の硬さの問題が考えられます。
最初はあっていたのが、体が硬くなって眠りにくくなっていることがありますので、そのような場合はストレッチやクッションなど、ちょっとした工夫で対処しましょう。
環境を変えてもダメな時
睡眠の重要性が最近は特に見直されてきました。
その影響もあり、ぐっすりと眠るために寝具をよいものに変える人も増えてきています。
自分の体に合っているマットレスや枕を取り入れることは、手っ取り早く眠りの質を上げることができるでしょう。
寝室の明るさを暗くするために、遮光カーテンを取り入れたり、アロマも効果的といわれています。
しかしながら、寝具をよいものに変えてもよく眠れなかったり、最初はよく眠れていたのがだんだん効果が薄れていっているように感じたりすることがあると思います。
どうしてそのようなことが起こるのでしょうか?
考えられる原因として、二つの問題が考えられます。
一つは自律神経の問題。
もう一つは、体の硬さの問題です。
自律神経の問題
人の体は、行動するときと休憩する時では働く神経が異なります。
自律神経と呼ばれる神経の、交感神経が行動するときの神経と呼ばれ、休息するときに働くのが副交感神経と呼ばれています。
もちろん睡眠の時は、副交感神経が働くのですが、日中一生懸命仕事をする影響などによって、交感神経のスイッチが入りっぱなしになることがあります。
身体が興奮している状況ですので、横になってもよく眠れません。
自律神経の乱れは、睡眠の不調にとどまらず、心身共に悪影響を及ぼします。
体の硬さの問題
もう一つの問題は体の硬さの問題です。
こちらはマットレスを体に合ったものに変えることで、かなりの割合を改善させることができます。
ポイントは、自分の体重と関節の硬さとなります。
体重が重い方はあまり柔らかいものにすると、体が沈みすぎて不安定になります。
体の硬い方は、マットレスが硬いと太ももの裏やふくらはぎが浮いてしまい、股関節が外側に開いてしまいます。
仰向けに寝ている際に、がに股のようになってしまう方は膝が伸び切らずに、足が浮き上がっているためそのような姿勢となってしまいます。
最初のころはマットレスにフィットしていたのに、合わなくなってきたという方は、マットレスがへたってきたか、体が硬くなってきている可能性を考えてみましょう。
寝る前にできること
この二つの問題については、寝る前にできることで対処できる方法があります。
まず、交感神経が高ぶってしまう方は、寝る前の習慣を変えましょう。
浴槽欲を取り入れる、寝る前にはスマホを見るのを極力避ける、照明を暖色系のものに変えるなど、さまざまな方法があります。
個人によって合うもの合わないものがありますので、自分に合った方法を探してみてください。
体が硬い方の場合は、マットレスのほかにクッションなどを取り入れて体の隙間が減るように調整してみてください。
その他にも寝る前のストレッチで、少し柔軟性を高めるのもおすすめです。
導入として、整体など取り入れてもよいでしょう。
まとめ
マットレスや枕を変えてもよく眠れない場合は、寝る前の生活習慣を見直してみましょう。
活動状態をリラックスできる状態に変える自分の体スイッチを探してみましょう。
また、体が硬くなっていることも考えられるので、ストレッチを取り入れることもおすすめです。
睡眠にお悩みの方は「不眠症」の症状ページものぞいてみってください!
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