こんにちは小田桐です。
今回は、20代の女性の腰痛の原因について解説していきたいと思います。
20代だとまだまだ若い年齢なのに、腰が痛くなるのはちょっとしんどいですよね。
ところが、20代で辛い症状を抱える方は、10代の頃からなんらかの体の問題を抱えていることが多い印象です。
それが、社会人になり、仕事を始め、それがデスクワークだったり、立ち仕事だったりしたときに辛い腰痛を発症すると言うことが多いです。
原因は元々の生活習慣から、腰に負担がかかりやすい状態になっていることにあります。
女性の場合は、男性と比べて筋肉量も少ないので、同じ負担であっても、痛みを生じやすいと言えるでしょう。
痛みの原因
若い人の腰痛の多くの方は、筋肉が痛みの原因となっていることが多いです。
場合によっては、腰椎椎間板ヘルニアや若くて激しいスポーツをやる人の場合だと、脊椎分離症なども疑っていく必要があると思いますが、多くはデスクワークによる筋肉の機能不全です。
長時間のデスクワークは、体幹周りの筋肉が疲れてしまい、腰に負担のかかる姿勢をとりやすいです。
特に骨盤が後ろに倒れてしまい、猫背になってしまう姿勢は、腰の筋肉が伸ばされるストレスがかかるので、腰部の筋肉の負担となります。
日常的にそのようなストレスがかかり続け、睡眠などで身体を休めていても疲労が蓄積していってしまうと、腰痛につながってしまいます。
デスクワークに耐えられない体
デスクワークは腰に負担がかかるのは間違いないのですが、それでも腰痛になる人とそうではない人がいますよね。
それは、その人の生活習慣と体の機能によります。
まずは、生活習慣の方ですが、やはり疲労と回復のバランスが重要となります。
同じデスクワークだとしても、まめに休憩を取ったり、ストレッチをするように心がけると、体に蓄積される疲労も軽減されます。
また、自宅に帰ってから、しっかりとお風呂に浸かる方は、腰痛になりにくいと言えるでしょう。
疲労の蓄積を軽減させ、回復を促進させるような生活習慣を身につけていると、腰痛になりにくくなります。
それに加えて、もう一つ重要なのは、自分の体の機能です。
自分の身体が柔軟性が保たれており、その上筋力もバランスの取れている状態であれば、バランスを崩している状態に比べると、痛みを発症しにくいです。
理想をいえば、疲労を溜めない生活習慣を身につけた上で、体の機能を高めていけるといいですよね。
20代の腰痛は体の機能が低下している
さて、どの年代でも、痛みや障害にはそのような疲労と回復のバランスの崩れがあるわけですが、20代で症状が出ると言うことは、体の機能を崩してしまっていると考えてください。
若さゆえに無理ができるのが20代ですが、その状態のまま、30代、40代に突入するのはリスクがありますよね。
できることならば、早い段階から、自分の体の癖に向き合い、自分自身で対処できるようになることが理想でしょう。
20代で辛い症状が出る方は、その前の数年感にも、軽い症状が出ていたのではないかと思います。
ちょっと気になる程度の症状がそのままになっており、ひどい状態まで悪化してしまっているのですね。
なので、20代の段階でしっかりと、体の機能を高めるようにしましょう。
一番保つ必要があるのは、筋肉の柔性です。
これは、可動域とはちょっと違うものになります。
床にべたっと手がつく人でも、柔性が低下している人もいますし、床に全く届かない人でも十分な柔性を保てている人もいます。
どのように判断するかと言うと、ふくらはぎをギュッと摘んだときに痛みが出るかどうかですね。
筋肉が変に緊張していると、痛みが出ます。
変な緊張をとっていくことが重要になります。
早めにいいループに突入しよう!
体の問題というのは、対処しなければ、どんどん進行していくものです。
いずれは、自分の活動に支障がでるような症状が起こるようになります。
これは疲労と回復のバランスが崩れているからです。
20代の段階で、いい習慣と、いい体を身につけ、普通に生活を送っているだけで、健康でいられるような状態を身につけていきましょう。
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