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肩こり、首コリ、頭痛でお悩みの方

肩こりがひどくて頭痛までしてくる。

そういう状態がずーっと続いていると、つらいですよね。

マッサージすると楽になるけれど、またすぐに元に戻ってしまう方向けの記事となります。

最初に注意なのですが、原因もなく急に痛くなった場合は別の可能性も考えられます。

強くて急な頭痛は、脳血管疾患などの可能性も考えられますので、医療機関の受診をお勧めします。

特に夏場の脱水、冬場の温度差などの環境要因があると、血管に急激なストレスがかかりますので、発症のリスクが高まります。

そのような急に痛くなったケースではなく、ずーっとじわじわ痛むというような問題に対してアプローチしていきます。

病態

肩こりや首コリ。

そして、それに伴う頭痛。

関節に問題がない場合は、ほとんどのケースが筋肉の緊張による慢性的な血流不全です。

なので、止まっていても患部がおもだるいというような症状となります。

動かして痛むものを、こっているとはいいませんよね?

簡易的に調べる方法として、あたためたり、マッサージをして一時的に症状が緩和するかどうかを見ていきます。

その他のケースだと、腕にしびれが生じるなど、肩や首のこり以外にも症状が出てきますので、それらを鑑別していきます。

原因

肩こりや首コリの原因は、生活習慣によるものです。

生活習慣によって関節や筋肉に慢性的にストレスが蓄積されることによって、筋肉の血流が悪くなり症状が出てきます。

意外かもしれませんが、姿勢が悪くても症状が出ない方も世の中にはたくさんいます。

悪い姿勢は確かに、症状を引き起こしやすくはなりますが、姿勢だけが原因であれば、背中の丸まったおばあちゃんは全員肩こりじゃないとおかしいですよね。

悪い姿勢というのは、症状の起きやすさに影響します。

しかしながら、デスクワークをしている若い人と、農作業をしている背中の曲がったおばあちゃんだと、デスクワークをしている人の方が肩こりが出やすいです。

ちなみに姿勢の悪い農作業をしているおばあちゃんは、腰痛か膝の痛みが生じやすい印象です。

筋肉の緊張

原因は、筋肉の緊張による慢性的な血流不全です。

筋肉が働くときは、筋肉が伸びたり縮んだりすることで動きを出すことと、筋肉が引っ張り合って、固定されるような働き方があります。

パソコン作業をするときは、肩回りの筋肉は伸びたり縮んだりはしないですよね。

指先やひじから先の筋肉が運動の中心となるはずです。

固定されていたとしても、筋肉には力が入ります。

伸び縮みしていると、筋肉がポンプの役割を果たすので、血流が促されるのですが、固定の働きの場合だと緊張が血流不全につながってしまうのです。

姿勢の悪さは、固定するために必要な筋肉の緊張に影響を与えます。

頭がしっかりと首の上に載っていれば、それほど力はいりませんが、前の方に頭が出てしまうと、首の後ろの筋肉はすごく大変になります。

こりにお困りの方は、慢性的に力が入っていて、力をどうやって抜いたらいいのかわからないのではないでしょうか。

そのような状態になってしまうと、ちょっと曲げ伸ばししたくらいじゃ、全然力が抜けないんですよね。

一時的には楽でも、仕事を始めるとつらいみたいな感じですね。

重さをコントロールする

筋肉に無理に力を入れないためには、重さをコントロールする必要があります。

簡単に言うと、骨にまっすぐ体重がかかる状態を作り出す必要があるということです。

ここで、姿勢の問題になります。

悪い姿勢というのは、体重をまっすぐ受けることができない状態のことです。

体が、前に出たり後ろに出たりしているので、それを支えるために必要以上に力が要ります。

体重をコントロールするためには、重要なキーポイントを押さえる必要があります。

長い棒を掌で支える動きを考えてみましょう。

棒をまっすぐに立てたまま、手のひらで支える皿回しみたいな状態です。

上の棒が傾いてくると下の手の位置を変えて、バランスをとる必要があります。

そうしないと倒れちゃいますからね。

これを無意識のうちに人の体も行っているんですよね。

こういうことを重心補正と言ったりします。

体の動きが悪くなったりしてバランスが崩れると別の部分でバランスを取ります。

人の体でバランスを取りやすいのは、重さと動きの幅の大きい頸部です。

頸部でバランスを整えていると、あっという間に負担が来ちゃうんですよ。

負担が来ている頸部をいくらマッサージしても、根本的な原因にはたどり着けません。

頸は変わりに頑張っている部分ですからね。

では、どこにアプローチする必要があるのか。

それは、胸椎です。

胸椎の動きが悪くなると、首は前に出ますし、骨盤の動きも変わってしまいます。

動くために重要な場所なんですが、同時に動きに制限が生じやすい場所でもあるんです。

評価

胸椎の評価方法として、腕上げテストを行ってみましょう。

両側の手首から肘の部分をくっつけます。

その状態のまま、肘を上にあげていきます。

肘が肩より上に上がれば問題ありません。

それより下だと問題ありです。

たいていその部分の動きの悪さがあるのですが、それが問題なければ肩甲骨の動きを確認していきます。

肩甲骨が上下にしっかりと動くかを確認していきます。

ほかにも肋骨の動きを確認するなどして、肩回りの骨の動きの状態をチェックしていきます。

治療

治療に関しては、制限の生じている関節をしっかりと動かせるような状態に変えていきます。

ここで重要なのは、自分で動かせる状態まで変えることです。

他の人に動かしてもらえても、、自分で動かせないとすぐに再発してしまいます。

自分で動かすことを身に着けることができれば、調子が悪くなったときに自分で解決することも可能となってきます。

併せて必要なのは、環境設定です。

仕事の兼ね合いで、不良姿勢をとる時間が長いと、体に負担が蓄積します。

仕事場の机やいすを、体に負担とならないようなものに変えてあげることが必要です。

椅子の高さや、パソコンを高い位置に置くだけでも効果がありますよ。

また、1時間に一度休憩を挟むなど、生活習慣を変えることも非常に有効な方法です。

肩こりや首コリを根本からよくしていくためには、姿勢を変えることと生活習慣を見直すことが手っ取り早いといえるでしょう。

整体などの方法も即時的に有効ですので、選択肢として考えてみてはいかがでしょうか?

小田桐 峻輔

小田桐 峻輔

理学療法士。日本理学療法士協会所属。 楽眠整体両国。病院、施設、在宅を経験し、眠りに悩みを抱える人が多いと感じる。身体と眠りの最適化をコンセプトにしている。

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