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【決定版】毎朝の腰痛にサヨナラ!寝起きの痛みの原因と解消法

寝起きの体の痛みについての決定版です。

とりあえずこの記事を読んでおけば、寝起きの腰痛について理解できるはずです。

痛みは体からのサインで、それに対してしっかりと対策が必要となります。

その大作は寝返りをしっかりできるような、体つくりと環境設定です。

それがしっかりできると、寝返りの回数も増え、睡眠の質も高まり、寝起きの体が楽になっていうはずです。

それではさっく本題に突入していきましょう!

寝起きの体に何が起きている?

体に痛みが起きているということは、その痛み自体が体からの何らかのサインであるはずです。

大抵、痛みというものは必要だから起きるものです。

激アツのヤカンに手を触れた時に、反射的に手を引っ込めるでしょう。

このように痛みというものは、基本的には体を守ってくれるものです。

痛みが生じることにより、その場から離れることができたり、不快な体験が残るので、同じ失敗をせずに済みます。

しかし、寝起きの腰痛はどうでしょう?

特にいつも通りの動きをしているのに、なぜ、痛みが起こるのか。

それは、体が起き上がる準備ができていないことが原因として考えられます。

寝起きの「起きる」時に痛くなる

さて、寝起きの腰の痛みはどのような時に感じるでしょうか?

目が覚めた瞬間痛いという方も中に入るでしょう。

むしろ痛みで目が覚めるという方も中にはいらっしゃいます。

大半はそのような方の場合、膝の痛みで目が冷める傾向にあります。

しかし、腰痛の場合は、目が覚めた時にすぐに痛みを感じるわけでは無いと思います。

感じるのは、痛みというよりも、このまま起き上がったら痛くなりそうだな、というような不安感では無いでしょうか?

そして、実際に起きると痛みが生じるということです。

この時の不安感は、自分の体がおき上がる動きができる準備ができていないというサインで、痛みは、やめてくんなはれという体からの主張です。

体が整っていない状況にあるので、そのような状況を引き起こします。

原因を解決しない状況で、このような状況を繰り返してしまうと、体は自分のサイン(不安感や痛み)が理解されていないと感じ、どんどんサインを大きく感じるように体(脳)を変えていきます。

実際の体の問題も起こりますし、痛みに反応しやすい脳になってしまいます。

痛みの直接的な原因

さて、それでは痛みの直接的な原因はなんでしょうか?

それは筋肉です。

筋肉の硬さが原因となっています。

腰骨の怪我や靭帯・内臓の損傷だった場合、寝起きだけ痛いということはほとんどないはずです。

「寝起き」だけ痛くて、起きてしまえば平気というのがほとんどの方の訴えですが、そんなに数時間単位で怪我が治るわけもありません。

短時間で状態を大きく変えることができるものは、そりゃ筋肉だけです。

筋肉が痛くなるのも、肉離れなどの怪我をして痛くなるケースもあります。

しかし、ここで起こっているのは血流不全です。

筋肉が硬くなった状態で、引き伸ばされたり、縮んだりすると痛みが生じてきます。

逆にいうと、体は筋肉を硬くすることによって、今の体の状態を自分に教えてくれているということでもあります。

寝起きの体が主張しているのは、「今のあんたの体起き上がる準備できてまへんで」ってことですね。

対処療法的対応

なので、起き上がる前にしっかりと体の準備ができていれば、痛みなく起き上がることが可能です。

具体的な方法は、起きると痛みが生じるので、寝転がったまま、ゴロゴロしてください。

寝返りが理想です。

上向きに寝ている人は横に手を伸ばすようにして寝返りをしてください。

膝などに問題がない方は、膝を立てて左右に倒し、腰回りの準備運動をしてあげてください。

そうすると、腰部の不安感が減っていくはずです。

しかし、これらの解決策は対処療法でしかありません。

原因についてしっかりアプローチしないと、毎朝の準備運動が必要となってしまします。

それはそれで良い生活習慣なのかも知れませんが。

原因として考えられること

さて、それでは原因について考えていきたいと思います。

ここまでの流れだと、どうやら筋肉の硬さが原因のようです。

そして、筋肉の硬さというのは、脳が調整してくれるもののようです。

起きる時だけ痛みがでるということは、起きる時だけ脳が筋肉の硬さをつくり出しているということです。

起きている時は平気だけど、寝ている時は固くなる。

体に何が起きているか、いいえ、何が起きていないかというと、運動が足りていない状況にあります。

寝ている時の運動といえば、寝返りです。

寝返りが足りていないから、体の筋肉が硬くなり、起きる瞬間の体の硬さ、痛みを作り出されているというケースがほとんどです。

起きていても寝返りが下手くそ

寝返りは成人の場合、20回前後あると良いと言われています。

しかし、自分が寝ているときに寝返りをしているかどうかというのはなかなか確かめるのは難しいです。

最近では、スマホの進歩がありますので、タイムラプスとか使うのも一つの手かもしれませんね。

それもめんどくさいという方は、起きている状態で自分の寝返りを確認してみましょう。

寝返りが下手な人には2つの特徴があります。

一つは、上体を起こさないと寝返りができないこと。

もう一つは、お尻を持ち上げないと寝返りができないことです。

自分のベッドに横になれる方は早速トライしてみてください。

ここからは寝返りが上手にできない原因について書いていきます。

体が硬い

これが大きな原因です。

身もふたもないような原因ですね。

体が硬いと寝返りは上手に打てません。

体の硬さをどのように見るかというと、上向に寝たまま片手を反対方向に伸ばして、そのままスムーズに寝返りができるかどうかみてください。

背骨の硬さや肋骨の硬さがあると、上手にくるっと回るのが難しくなります。

この運動自体がエクササイズにもなりますので、実際にトライしてみてください。

マットレスが合わない

こちらも結構ありがちです。

マットレスの硬さや、狭さなども原因となります。

シングルマットレスに2人で寝るなどすると、寝返りも睡眠の質も低下します。

睡眠の質の変わりに、パートナーとの熱量を上げるというのも、ご自身の人生設計の上で必要という方も中に入る亜も知れませんが、はっきり言ってお勧めしません。

むしろ、睡眠の質の低下は、メンタルコントロールの低下を引き起こしますので、イライラしやすくなったり、起こりやすくなるので、人との関係性を悪化させる可能性が高いです。

さて、脱線しましたが、マットレスの硬さです。

寝返りだけを考えるのであれば、硬めの方が寝返りはしやすいです。

なんなら、床の上が一番寝返りはしやすいはずです。

昔の医者が、煎餅布団(薄い敷布団、床の硬さを感じる)を腰痛患者に勧めるのはこの辺りが理由なのだと思います。

しかし、固ければいいというものではなく、バランスが重要と考えています。

自分の体の緊張がしっかりとねけるような状態を作り出し、さらに寝返りはしやすいマットレスというものが理想ですが、体型によって人それぞれですので、実際に試してみるしかありません。

薄いものを組み合わせたり、ホテルなどで試したりしてみるのが現実的な方法だと思います。

まとめ

さて、ここまでの解説を振り返ってみましょう。

  • 痛みというのは体にとって必要なサインである。
  • 脳が筋肉の硬さを調節して痛みを作り出している
  • 寝起きの準備運動で対処はできる
  • 根本的には寝返りがしっかりできる体作り・環境作りが必要
  • 困ったら、楽眠整体を受けてみることがおすすめです

さて、今日からあなたも、寝返りしやすい体作りを始めて、朝起きた時の不安感、痛みを減らしてみてはいかがでしょうか?

困ったときは、近所の専門家の意見を聞いてみてください。

それでは、最後魔読んでいただきありがとうございました。

小田桐 峻輔

小田桐 峻輔

理学療法士。日本理学療法士協会所属。 楽眠整体両国。病院、施設、在宅を経験し、眠りに悩みを抱える人が多いと感じる。身体と眠りの最適化をコンセプトにしている。

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