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【コラム③】体とのコミュニケーション

こんにちは。

3回目のコラムとなります。

1回目、2回目と医学とかエビデンスとか、ちょっと小難しいことを中心に書いてきました。

ちょっと小難しくて、自分事とは感じにくい内容だったんじゃないかなと思っています。

今回はもうちょい自分事。

体とのコミュニケーションというタイトルで書いていきたいと思います。

体とのコミュニケーションとは

コミュニケーションは大事ですよね。

人と人同士の会話のことですね。

自分の体とのコミュニケーションも大切ですよって話です。

ここでは自分の体と心を分けて考えています。

別物と考えた方が考えやすいですし、しっくりくるのでそうしています。

虫とかだと体と心が別とはいかないんですが、人間の場合は分けて考えられるわけです。

なんでかっていうと、人間は体の信号に逆らうことのできる生き物だからです。

虫の場合、体の信号に対してものすごく忠実なんですよね。

例えばミツバチ。

ミツバチが蜜を吸うときって、おなかがいっぱいになるまで花から蜜を吸い続けるらしいです。

おなかがいっぱいになったという信号があったらやめて、巣に帰る。

人間もおなかがいっぱいになったら食べるのをやめますよね。

虫の場合、信号に忠実なんですよ。

ちょっと残酷な実験なんですが、蜜を吸っているミツバチのおなかを切る実験があるんです。

いや、僕がやったわけじゃないですよ。

そういう実験をした人がいるって話です。

おなかを切られているので、吸っている蜜はどんどんおなかから流れ出ちゃうわけです。

それでもミツバチは吸うのをやめない。

おなか一杯になったという信号が来ませんので、ずーと同じ行動をしているわけです。

人間の場合は、信号に対して逆らったりするわけですよ。

おなかが減ったとしても、ダイエット中の人はおなか一杯に食べないとか、そういうやつですよね。

信号に対して無頓着になっていく

そういう時は、人間の心や理性が働いているわけです。

体のサインは、食べ物を欲しているけど、意識でコントロールするわけです。

それ自体は別に悪いことじゃないですよね。

むしろ現代社会に求められることです。

自分の欲望にコントロールされたままだと、犯罪ばっかりの世の中ですからね。

それに、そのように理性を働かせられるから、大きな成果を上げることもできるわけです。

受験勉強やお仕事なんかもそうですよね。

勉強や仕事自体が楽しくて仕方ないって人もいるとは思いますが、最初のうちはわかんないことやできないことばかりで、いやなことも多いでしょ?

でも、嫌だからやめるんじゃなくて、そこを心だとか理性だとかで頑張る。

そうすることで、受験合格だとかプロジェクトの達成だとか、大きな成果に結びつけることができるんですよね。

世の中的には自分の欲望をコントロールできることが望ましいとされているわけですよ。

ただ、ここで問題なのが、ちゃんとコントロールしているわけじゃなくて、ただ単に無視しているだけになっているってことです。

コントロールと無視の違い

じゃあ、コントロールしている状態と無視している状態ってどう違うんでしょうかね?

どう思います?

コントロールは自分である程度操作できるって感じでしょうか。

無視は、そうですね。

あるものをないことのように扱うことって感じですか。

疲れとかだとどうでしょう?

疲れをコントロールしている状態と、疲れを無視している状態。

疲れを無視している人っていうのは、体も心も疲れているのに「これくらい大丈夫」「疲れていない」って人ですね。

自分の体からは、だるいとか、寝たいとか疲れのサインであるのにそれをなかったことにしちゃうわけですよね。

逆にコントロールしている状態だと、自分がつかれていることをしっかりと認識して、それに対処するって感じじゃないでしょうか。

ちょっと疲れているから、早めに横になろうかな。みたいな感じですね。

無視になれると気がつけなくなる。

世の中的には、理性や心で自分の欲望を何とかしないと駄目な世の中なわけですよ。

そうすると、無視するかコントロールするか何とかしないといけません。

そんで、自分の欲望をコントロールするにはある程度の工夫とかが必要なわけです。

自分の体を知るっていうんでしょうかね。

それがなかなかに難しいので、割と無視しがちな気がしています。

無視しちゃうんですよね。

でも、それで何とかなるんですよね。若いうちは。

若いうちは、回復力とかも高いですし、体力もある。

多少無理してもなんとかなるわけです。

なので、無視する癖がついちゃう。

だんだんと、それじゃあどうしようもなくなってきて、いよいよ問題が起こってくるわけです。

痛みなんかもそうですよ。

痛みを無視したままだと、痛みもちゃんと主張してきます。

ちいさかった痛みがどんどん大きくなって、そのうち無視できなくなる。

最終的には病気になっちゃうこともあるわけです。

なので、無視してちゃダメってことですね。

ちゃんと自分の体と向き合ってコントロールしていくことが大事なんです。

さてさて、この話は結構大事なことだと思っていますので、また次回にさせてください。

体とのコミュニケーション part1

小田桐 峻輔

小田桐 峻輔

理学療法士。日本理学療法士協会所属。 楽眠整体両国。病院、施設、在宅を経験し、眠りに悩みを抱える人が多いと感じる。身体と眠りの最適化をコンセプトにしている。

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