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【読書感想文】『健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと』

こんにちは小田桐です。

今日は、著者は野口緑さん。

「健康診断の結果が悪い人が絶対にやってはいけないこと」という本を読みましたのでその中身を踏まえて話していきたいと思います。

皆さん、健康診断の結果はいかがでしたか?

僕自身はまだ、そこまで悪いというわけではないんですが、お客様の中にはその数値が悪いというようなお話もちらほら聞くこともありました。

健康診断の中身についてついて調べていたら、この本の中身を紹介するネット記事をみたら、面白そうな本だと思いまして、購入しました。

僕に刺さった2つのポイント

健康診断の結果が悪い人は是非、読んでみてほしい本です。

作者の野口さんは保健師さんです。

しかもただの保健師さんではなく、兵庫県尼崎市役所の保険指導で大きな成果を出した、スーパー保健師さんです。

なんでも、尼崎市役所は4500人ほどの職員の方が働いていたのですが、毎年多くの人が亡くなっていたそうです。

多い時には、年に20人ほど亡くなっていたそうです。

保険指導でしっかりと指導するようにしたところ、亡くなる人が0になったそうです。

これは、健康診断の結果が悪かった時に、しっかりと行動を変えられるようになった人の割合がたくさん増えたからだそうです。

関わる人のかかわり方で、これほどの成果が変わるというのは素晴らしいことですよね。

本の中では、野口さんが実際に健康診断の結果に合わせて説明している内容について、解説されています。

その中でも特に僕の印象に残っている点を2つほどご紹介したいと思います。

「お会いできてとてもうれしいです。」

一つ目は、プロローグに書かれている内容です。

野口さんは、保険指導の時に「お会いできてうれしいです。」という言葉を相手にかけるそうです。

保険指導とは、健康診断の結果が悪かった方が保健師さんと相談して、自分の健康診断の結果を把握し、今後の生活の改善について相談するものだそうです。

悪玉コレステロールの数値がよくない人は、面談に行ったら叱られるんじゃないかと憂鬱になるのかもしれません。保険指導となると、健康のために、お酒を控えましょうとか、運動をしなさいといわれるのは、想像しただけでも嫌になりますよね。また、「仕事が忙しいんだから、面談に行っている暇がないよ」なんておっしゃる方もいらっしゃいます。

本文より引用

だから、保険指導の面談で「お会いできてとてもうれしいです」と私が言うのは、本心なのです。憂鬱な面談に足を運んでくれたというのは、自分の体を心配しているということの表れだからです。

本文より引用

これは、本当にその通りだなと僕も思います。

体って結構頑張ってくれるんですけど、大切にしたり、メンテナンスが必要ということがいまいち理解を得られていないことが多いと思います。

なので、自分の体のために、何か行動を起こせるってことは本当に素晴らしいことだよな、と僕も思うわけです。

僕のところにも、実際に自分の身体の事で、来院してくださる方がたくさんいらっしゃいます。

そのような方にも、同じようにしっかりと感謝の気持ちを伝える必要があるなと、心から共感できました。

対策を「モグラ叩き」で行ってはいけない

2つ目は、『対策は「だるま落とし」でやろう』です。

健康診断の結果が悪い人は、1つ2つだけ悪いわけではない方が多いと思います。

いくつかの問題点が上がってきたときに、それぞれをモグラたたきのようにつぶしていくのは大変です。

例えば、糖尿病やら高血圧やら基準値から外れたものに足して、それぞれ対策をするのは大変です。

なので、その大元となる部分に足してしっかりとアプローチをしていくことが重要ということです。

この本の中では進行するも問題を4つの段階に分けています。

  1. 潜在的に進行する段階:BMI・腹囲・中性脂肪・肝機能
  2. 血管が痛み始める段階:血圧・血糖・LDLコレステロール・尿酸
  3. 血管が変化する段階:腎機能・心電図・眼底検査
  4. 健康障害:脳血管障害・心血管疾患・糖尿病合併症・慢性腎不全

どのような状態になっても、一番大元のBMIや腹囲などからアプローチしていく必要があるということです。

潜在的に進行する部分が悪くならなければ、それ以上状態が悪くなることはないということですね。

整体をやっていても通じる部分があって、人の体がダメージを受けるときというのは、重力に対して自分の体をしっかりとコントロールできないということが大きいです。

これは膝の痛みでも肩の痛みでも頭の痛みでも同じことです。

なので、アプローチは重力にしっかりと抗して体を支えられる機能を高めることを重視しています。

これは、抗重力伸展活動を賦活するという一言にまとめられるのですが、この機能で重要な部分が脊柱であったり骨盤であったりするんですよね。

なので、ほとんど例外なく、そのあたりの機能を高めていくことにしています。

やはりしっかりと問題点にアプローチしていくことですね。

まとめ

本書の中では、根本の部分にどのようにアプローチしていくのかということについて解説されています。

ほとんどの内容は、皆さんも知っているように食事と運動について解説されています。

しかし、内容をしっかりと読むと、それがなぜ重要なのかはっきりとわかってくると思います。

健康診断の数値が悪いのに対策をしないことを、作者の野口さんは、あなたは会社の経営者で現場のスタッフがヘロヘロになっているのに、その惨状を数字で把握していながら、さらにブラック労働を強いているようなもの、みたいな感じで解説していました。

この言葉も、実際の現場の中で生み出されてきた言葉で、現場で働いている人には刺さる言葉なんだろうなと勉強になりました。

わかっていても、行動できない。

そんな方には、行動を変えるきっかけになるかもしれない一冊です。

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小田桐 峻輔

小田桐 峻輔

理学療法士。日本理学療法士協会所属。 楽眠整体両国。病院、施設、在宅を経験し、眠りに悩みを抱える人が多いと感じる。身体と眠りの最適化をコンセプトにしている。

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